課題別サービス紹介 カビ対策をしたい

カビの生態

カビは、細菌(バクテリア)やウイルスと同じく微生物の仲間であり、学問的には「真菌類」と呼ばれています。「真菌類」は、「べん毛菌類」、「接合菌類」、「子のう菌類」、「担子菌類」及び「不完全菌類」に分類されます。
私達の食文化とカビは深く関わっており、酒、みそ、しょう油、チーズなどの製造にカビが利用されています。一方、衣食住におけるカビの発生は、不潔さや美観の損失、食品の変質、真菌中毒症、アレルギー症、感染症などを引き起こし、社会生活に多大な悪影響を及ぼしています。
同じ名前のカビでも、たくさんの種類があり、役に立つカビと害になるカビがあります。

カビの特徴

カビが発育する4つの条件は、栄養・水分・酸素・温度です。
室内のカビは、「食品以外に、カーペット・畳・壁・タイル・ガラス面・タイル面、コンクリート面などに付着したホコリ・手アカ・フケ・ダニの死骸などの有機物」を栄養源にしています。さらに、カビは65%以上の湿度を好み、5℃~35℃特に20℃を越えると活発に発育します。このため、湿度・温度の上昇する梅雨時は、カビの好む条件が整っています。
近年、アレルギー症が増えてきていますが、カビ(真菌)の胞子や代謝産物がアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)になることがわかっています。真菌アレルギー症として、気管支ぜんそく、じんましん、鼻炎や結膜炎、皮膚炎などがあります。

食品工場内のカビ
食品工場内のカビ

厨房内のカビ
厨房内のカビ

プール施設内のカビ
プール施設内のカビ


大型エアコン内のカビ
大型エアコン内のカビ

天井裏・壁のカビ
天井裏・壁のカビ

書籍・文化財のカビ
書籍・文化財のカビ


カビ対策のポイント

1
カビ対策のための
調査・分析
・カビ同定検査をする。
・発生原因・箇所・環境(温度・湿度)を確認する。

《 対策項目 》
 現状の把握を行う。
1
カビ対策のための
サニテーション
・厨房内等の残渣は清掃して取り除く。
・整理整頓し清潔を保つ。
・ドライ環境を保つ。

《 対策項目 》
 清潔を保つことで微生物の繁殖しにくい環境を作る。
3
カビ対策のための
教育
・7Sの徹底。
・室内温度・湿度管理

《 対策項目 》
 従業員のカビに対する知識を向上させる。
4
カビ対策のための
物理的対策
・床面・排水系統の不良箇所改修工事
・給排気設備及び空調機の整備
・防カビ剤(光触媒)施工

《 対策項目 》
 カビを繁殖させない環境を作る。
5
カビ対策のための
化学的対策
・除カビ剤(次亜塩素酸ナトリウム)

《 対策項目 》
 状況に応じて上記対策と併用する。

施工例 除カビ・光触媒防カビ塗装

施工前 施工前 施工前 施工前
除カビ施工中 除カビ施工中 除カビ施工中 除カビ施工中
施工後 施工後 施工後 施工後



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